さとちんdiary

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人は限定合理的?『行動経済学 経済は「感情」で動いてる?』を読んで

 こんにちは。さとちんです。

 経済は人の心(感情)で動く(はず)。一般的な経済学に嫌気がさした僕は行動経済学に興味を持ちました。合理的に動いてると思われる行動は、非合理的かつ感情的である。それは僕にとって目からうろこが落ちるような発見でした。

 

行動経済学?経済は「感情」で動いている? (光文社新書)
 

 目次

第1章 経済学と心理学の復縁・行動経済学の誕生

第2章 人は限定合理的に行動する・合理的決定の難しさ

第3章 ヒューリスティックとバイアス・「直感」のはたらき

第4章 プロスペクト理論(1)理論・リスクのもとでの判断

第5章 プロスペクト理論(2)応用・「持っているもの」へのこだわり

第6章 フレーミング効果と選好の形成・選好はうつろいやすい

第7章 近視眼的な心・時間選好

第8章 他者を顧みる心・社会的選好

第9章 理性と感情のダンス・行動経済学最前線

 

経済は感情で動いている。

流行遅れと言われるのがイヤだからはやりの洋服を着て、はやりの音楽を聴き、はやりのレストランに行き、はやりの本を買う。

 経済は自分の感情と共に動いている。それは周りとの比較や価値観に基づいて行動をしているからである。「はやっているから」そういう理由で経済は進んでいく。必ずしも自分の合理的(理性的)な判断で買いものをしているわけではない。

 

人は、完全に合理的ではないが、そこそこは上手くできるという意味で「限定合理的である」と言うのが一番適切である。

経済学が対象としている「経済人」は完全に合理的に行動している。しかし、上で挙げたように、人は合理的に動いているわけではない。感情を制御しながら理性と共に生きている。例えば、恋愛。人を好きになるときは理性で考えないことが多い。好きという感情が生まれる。次に理性で告白するべきか、しないべきか考える。人は限定合理的に行動している。

 

以外に思われるかもしれないが、より良い意思決定のために重要な役割を果たしているのは感情だということが、最近の心理学や脳神経科学の発展により明らかにされつつある。

意思決定をしているのは理性ではなく、感情である。最後には感情で決断をしていることも多い。

 

行動経済学?経済は「感情」で動いている? (光文社新書)
 

 感想 

僕は一般的な経済学に嫌気がさした。それは感情や数字で物事を判断しようとしたところに違和感を感じたから。例えば、僕が服を買った理由を尋ねられると、まず一つ目の要因として「安かった」という事実を言う。そして二つ目の要因として、「なんとなく」という曖昧な感情を答えるでしょう。一般的な経済学ではこの感情を定義することはできない。

感情によって人は物事を判断し、行動する。それによって経済は動いている。

いや~、この学問面白い。

 

さとちん