さとちんdiary

普通の大学生が見たもの、感じたもの、考えたもの

『竜馬がゆく』を読んで

竜馬がゆく』を読んだ。

この本は文庫版では第8巻まである。とても長いために、読みきった後すべてを頭の中で整理することはできない。そのため第4巻までを読んだ中で感じたことをいちど整理していこうと思う。ここで書いたことは第4巻までのことなので、自分が感じたこと・考えたことは変わるであろう。

 

竜馬の活躍した時代は黒船襲来から始まったと言える。それは約250年続いた江戸幕府の終了の時でもある。その時代は国(県)から出ることも許されず、武士の階級制度を破ることもあってはならない。そのなかで竜馬は、全てのルールを破ってまでも、薩長同盟の締結や武士なのに海洋塾の設立などに奮闘する。

僕は竜馬がそこまでして動けた背景は「好奇心(楽しむ心)」と「ほかの人と違うことをした」の2点だと考えている。

 

1)好奇心については人を動かす力になると思う。これがすきだ。面白いという気持ちが行動を駆り立てる。それは単に遊ぶといった楽しみではなく、その裏にはしっかりとした努力と忍耐がある。そこでの努力や忍耐は苦しいものではない。むしろ喜んでするようなものだ。そして、それを納得するレベルに到達するまで努力を欠かさないことが必要となる。

 

2)他の人と違うことをすることは簡単でもあり、難しい。なぜならば、藩が、幕府がという無意識に既成概念にとらわれているからである。現代に合わせて書きなおすと、仲間がしているから、友人がしているからという考えに当てはまらないことである。その考えを貫くためには孤独と戦う力が不可欠となる。なぜならば、反対の意見がたくさんあるからである。しかし、時代を生き残っていくためには戦うべきことである。更に生きていくためには大事な考えの一つだとだと思う。

 

竜馬がゆく』を読んで、この2点が特に頭の中の印象に残ったことである。

これらを通して、歴史小説(準古典)を読んでこれだ!というアイデア、技術、知識は得られない。むしろ得ようとする方がおかしいということが分かる。なぜならば、短期的に役に立つことなど書かれていないからである。むしろ長期的に役にたつ概念を得られた。そのような考え方、信念、理念といったどれにも応用可能性のあるものは深く脳に刻み込まれる。そして、無意識または意識的にこれからの生活に応用されるであろう。

 

さとちん