さとちんdiary

普通の大学生が見たもの、感じたもの、考えたもの

『竜馬がゆく』を読んで2

竜馬がゆく』を読んだ。

ここで第5巻から第8巻を読んで感じたこと・考えたことを書いていこうと思う。

 

この本を読み終わって、僕の心に残っている考えは「劣等感」という考えだ。

それは200年続いた江戸時代を終わせることができた一つの要因だと考えている。例えば、江戸時代、幕府や国の抑圧で下流武士、特に土佐藩は何百年も無意識に劣等感を味わってきた。しかしながら、誰もそれに気づくことができなかった。それは生まれたときからその環境の下で生活していると、行動・考えが無意識に影響されるからである。それは黒船が襲来し、幕府の悪い所(外国との対応)が表れ始めたところで、意識的な劣等感へと変わった。

 

そうやって何百年にも積み重なった「劣等感」が下克上(幕府の崩壊)へと進めた。江戸では多くの上流階級の武士が暗殺された。それは下流武士による劣等感や長い間抑えられてきた重圧や感情からの解放である。このように劣等感は「変化を生み出す力」を持っている。

 

僕は、この「劣等感」は日本の成長を促したと考えている。それは少なくとも3回来ている。※1

1つ目は文明開化である。江戸幕府終了後、外国との貿易が本格的に始まったことで、日本は欧米諸国に文明の違いを多く見せられた。つまり差を感じたのである。それに追いつくために、日本はその国々から発展した西洋建築、学問、文化まで多くの西洋文明を日本に取り入れた。その導入は日本の文明の発展を促したのである。

2つ目は1950年から1960年代までの行動経済成長である。「追いつけ・追い越せ」の1960年代の言葉にもそれが表れている。戦後すべてを失った日本は戦争の反省と共に外国と国交を回復した。海外貿易によって、多くの物を輸入し、日本の高度経済成長が生まれた。

 3つ目にバブル経済である。僕はバブルの時代には異なった形で劣等感が存在していたのではないかと考えている。それはほかの人よりいいもの、高いものを持とうとする考えである。それは他人と比較し、自分がどれだけお金があるのかを表そうとしたのではないか。それh不動産だったり、外国車、ダイヤ、骨とう品などが多く取引されたことがそれを表している。

 

 (飛躍しすぎて着地点が分からなくなったので)まとめると、

劣等感は良い変化を生む力なのだと思う。どうすれば追いつけるのか、学べるところはどこか、どうすれば勝てるのかといった改善点を見つけ、人を一歩ずつ成長させる。人だけにとどまらず、社会、経済をも成長させる。劣等感を持ち続けている限り、その探求と成長はなくならないであろう。

過去、現在、将来、生きていく中で、何かしらの劣等感は常に感じるものだ。しかし、それは悪いことではなく、自分を高めてくれる良いものである。それがこの本を読んで考えたことだ。

 

 ※1僕の個人的な考えなので、明らかにあっているとは言えない。しかし、一つの意見として書いている。

 

さとちん